2011年9月11日日曜日

旧世界経綸を振り返って-5

世界経綸の頂点において予定されていた体制は、西洋社会を代表する王室の連合体と東洋社会を代表する王室の連合体を日本の裏体制である丸十字体制を媒体として、8の字に結ぶ頂上連合体制であったように思います。

しかし結局のところ媒介となる日本の旧丸十字体制における「錦の御旗」となられる某親王も平成2年に逝去してしまうことで、結局その道は閉ざされてしまい、その後、フランシスコが引き継いで歩むことになるのです。

当時は、韓国、中国においても隠された王統ファミリーと連携できる状況となっておりました。今振り返りますと、フランシスコは西洋と東洋の各々王室連合体の日本人ファミリーの一員でしたから、この世の権力の頂上体制を某親王と裏表一体となりながら動かして行く立場であったように思います。またそれらの体制を動かして行くための経済基盤も既に準備されていたのです。

宇宙経綸においては、これらの権力体制とは全く異なる隠れた王統先住民が浮上することになるでしょう。そしていずれは地球連邦の雛形となる宇宙12種族の遺伝子を持った若手王統先住民が浮上することになり、神々である宇宙生命体との公式三次元遭遇を可能にする道が開くこととなるでしょう。

さて、世界経綸の破綻により、日本の政治外交の拠点であった琉球の立場は、南九州の丸十字体制と共に経綸上のミッションから外れることとなり、宇宙経綸においては房総半島の鹿島神宮神域をベースとした新丸十字体制を中心に、北東の蝦夷地を土台としてスタートすることとなるのです。その意味では新しい国おこしのビジョンも南北が逆転した構図となるのです。

2000年歴史の準備基盤を失い、ゼロの状態から異邦の民を足場に始まるProject GAIAの立場は、3.11地震と津波で全てを失い絶望の中にありながらも、復興のために命懸けになっておられる東北人の心情に通じるものがあると思います。如何なる絶望のどん底にあろうとも決してあきらめず、歯を食いしばって新しい村おこし、国おこしに向けて希望を持って力強く前進して行く、そんな心情で宇宙経綸に取り組んで参りたく思います。


感謝合掌

2011年9月10日土曜日

旧世界経綸を振り返って-4

これは、巨大組織化することで形骸化し、人間の欲心に塗られてしまった世界宗教の課題でもあり、それらの課題を修復させるために神々が興した様々な新興宗教の役割でもあったのですね。しかしミイラ取りがミイラになってしまうという、結局は人間保身の壁を越えられず、神の計画に触れることが出来ずにイエス以降2000年に渡り準備されて来た世界経綸上の多くの基盤は、宇宙経綸の受け皿とはならず、神々の計画は全てが振り出しとならざるを得ない宇宙経綸を迎えることとなるのです。

その様な観点から世界経綸は、この数年で路線を一次、二次と変えながら三次の宇宙経綸への引継ぎのための最終経綸を迎えてしまうのであり、最終経綸の段階でそれまでの2000年間の準備基盤をどれだけ引き継いで行くことが出来るか否かが最終的に問われる段階となってしまうのです。

しかし2000年に渡る世界経綸の殆どの準備基盤を失いながらも、最低必要な人類のカルマ解放の条件は成立しているのであり、その意味では辛うじて宇宙経綸の発動が許される状況となっているのです。

世界経綸の多くの基盤を失った状態で宇宙経綸が推進されたとしても、日々加速化する地球次元の諸問題の解決には到底対処できず、果たして数百年後の地球人類は存在できているのか否かは一重に神の子たちの神人一体の努力に託されているのですね。

この度の神々の計画は、今や一握りの神の子たちに委ねられているのであり、神々は全霊界を動かしながら地上世界を動員させて行く宇宙経綸として、神の子たちの支援に動くことになるでしょう。その意味でも宇宙経綸は、奇跡の連続とも云える日々の歩みとなるのであり、更なる神の子たちの積極的な歩みと成長進化が願われる時を迎えているのです。


感謝合掌

2011年9月9日金曜日

旧世界経綸を振り返って-3

フランシスコが神から召命を受けたのは、1996628日のことでした。

当時はヤハウェ無きシャンバラ世界主導の世界経綸の最終段階を迎えていた時でしたそんな状況の中で1996年から宇宙経綸の準備を進めて来た経緯があり、完成期を迎えるシャンバラ宇宙の世界経綸と草創期を歩み始めたヤハウェ主導の宇宙経綸=Project GAIAとの狭間の中で歩んで来た経緯があります。

その様な経過の中でフランシスコが劇的に覚醒せざるを得なくなった時期は、20026月のことであり、今まで天使や神々と呼ばれる存在は、銀河系に存在する知的宇宙生命体であることを彼らに具体的に示して頂いたことで、その後、養父母としてこれまで人類を太古の時代から導いて来られた神々の苦悩の心情と事情の歴史に触れる事となるのです。

そして堕天使として人類から悪魔呼ばわりされて来た天使ルシエル(リリス)への認識を根底から覆すこととなるのであり、銀河人類の祖であるヤハウェのふところから離れてしまった人類堕落の責任を天使たちに転嫁していた人類の犯罪に触れる事になるのです。この理解は、これまで世界の様々な宗教に観られる教えとは根底から逆行するのです。

人類は、自らの罪状を隠しながらこれまで人類堕落の責任を養父母である天使に転嫁して来た偽りの歴史を歩んでいるのであり、罪意識を超えた目線に立つことで初めて人類堕落に対する封印が解かれることとなるのです。

天使である神々は、人類堕落に対する養父母としての責任を問われることで、人類と共にヤハウェのふところから離れ、地球内部に擬似的な宇宙世界=シャンバラ宇宙世界を造らざるを得なかったのであり、人類が自ら神の子として目覚める時が来るまで成長進化を育む神々の苦悩の歴史に触れることが出来るのです。

世界経綸は、ヤハウェから離れざるを得なかったシャンバラ世界の神々により、この世の神として君臨していた天使ルシエルを頂点として、人霊界と地上世界を動かしながら進んでいたのであり、最終的に神の子の群れが地上に誕生することで、その主導権をヤハウェに引き継いで行くまでの経綸であるのです。

人類始祖の堕落の責任を天使達神々に押し付けている理念である限りは宇宙経綸の足場とはならず、世界経綸から宇宙経綸への引継ぎとはならないのです。
その意味ではキリスト教を初め世界を牽引して来た様々な宗教理念の根幹を揺るがすこととなる一大事なのであり、この課題が今まで世界経綸を担う者たちが超えるべき歴史的な課題として問われる大きな課題であるのです。


続く

2011年9月6日火曜日

旧世界経綸を振り返って-2

フランシスコは、経綸宗教といわれる新興宗教にも幾つか関わりましたが、結果としてその教祖家庭は、自らの天命を誤認することで2000年前のザカリア家庭と同じような失敗を繰り返してしまうのですね。とても素晴らしい理念と実績をお持ちなのですが、残念ながらProject GAIAのメッセージとは、理念が根底から相反するのです。ですからProject GAIAは、彼らから見れば悪魔サタンのメッセージとして写ることでしょう。

これら霊界主導の教祖崇拝宗教は、いずれ崩壊する運命にあると思いますが、但し純粋に信仰を供えて来られた数多く宗教難民が生まれることになるであろうことを懸念せざるを得ないのです。

8月15日 自宅で
そもそも、Project GAIAメッセージの発信は、南九州をベースとした裏の丸十字体制との関わりが2006年の7月に遮断されてしまったことを契機としているのですが、今まで宇宙経綸立ち上げの足場が崩れてしまった事への無念なる失望の想いが消えることはありませんでした。なぜならこの立ち上げの足場を失うことで、結果として他の全ての人的基盤を連携させながら活かす事が出来なくなったからです。

そして同年の秋に山梨県のセントラルスポットに出かけた時に末期腎不全で倒れ、一級身障者となり今に至るのですね。当時は、即身仏のメッカとされる出羽三山に想いを寄せていたころであり、生きながら即身成仏する道を模索していた年でありました。その後、様々に模索する日々を送るのですが、結局は、経綸に関わる全ての外的基盤を失うこととなり、絶望の淵から這い上がる苦悩の日々が続くことになるのですね。

これまで神々の導きにより準備された人的基盤の全てを失うということは、宇宙経綸を担うフランシスコに取りましては、希望の道が閉ざされて絶望の淵に落とされてしまった心境であるのです。 これらの苦悩の心情を乗り越えて行くことでイエスを初めとした過去の先人たち、そしてそれを導いてこられた守護神や守護霊たちの苦悩の心情を解放して行く道が開かれていくのです。

旧世界経綸の頂上で基盤を引き継いで行くための足場を一次、二次と失い、そして世界経綸の最終段階であり、宇宙経綸の準備途上で、人類のカルマ解消のための3人の神女たちの受け皿がようやく成立することで絶望の淵から這い上がるための救いの光が灯されたのです。辛うじて宇宙経綸を担うことが許される最低の条件が満ちたのですね。

神々が準備された全ての外的基盤は無になりましたが、人類のカルマ解消のためのアセンションの道筋は立ったのであり、今回の3人の女性たちの666の成長段階を超えて行く快挙により、それが決定的になったのです。

旧世界経綸時代に受けた地球連邦を頂点とした理想郷づくりに向けたメッセージは、トップダウン方式の道が閉ざされた今は、絵に描いた理想のメッセージとなりましたが、規模や体制は変容するとしても、神々である宇宙生命体との公式三次元遭遇のための受け皿となる地球連邦の概念には変わりはありません。今後どの様な戦略手法が用いられて行くのかは、銀河系宇宙連合体の意向に委ねたいと思います。

ヤハウェの保護圏の中で神の子意識に目覚められた皆様、これからは神々の意向を受けながら霊界と地上世界を力強く牽引する鋳型となり、自ら希望の光として輝いて行く日々でありますように、心から祈念申し上げます。


感謝合掌

2011年9月5日月曜日

旧世界経綸を振り返って-1

この度の宇宙経綸は、旧世界経綸における世界基盤の最終段階を迎える時点で、本来その基盤を引き継ぎながら宇宙経綸に移行して行く神々の計画がありました。

しかしこれまで述べました様に、世界をリードして来た父系イスラエル民族型の世界経綸の中枢体制は、最終的には2000年前の失敗と同じ様な失敗を繰り返すこととなり、結果として世界基盤の全てを失った立場ではありますが、人類のカルマ清算の為の霊的基台が母系ヒッタイト民族型の女性たちにより成立することにより、宇宙経綸を何らの基盤も無いところからスタートするこの度の宇宙経綸となるのです。

今だから話せることなのですが、銀河宇宙12種族の遺伝子を持つ世界経綸を担うグループが夫々世界的な基盤を形成しながら、世界経綸を担うシンクロ体制として機能していたのですね。
主にフランシスコが関わりを持っていたのがローマ法皇に関わる長老司祭、そしてヨーロッパで最も伝統のある王室ファミリー、そして複数の新興宗教、そしてトップダウン方式で経綸を立ち上げるための旧丸十字体制であったように思います。

アッシジのフランシスコの伝統を継いだ故長老司祭を柱としてバチカンの裏体制が出来つつあったのであり、2000人の日本語が話せる司祭が50年の間に準備されておりました。故長老司祭は、前法皇のパウロ二世と同じイタリア出身で、法皇とは兄弟のような心情関係にあり、また宗教の垣根を越えて他宗教の皆様と交流をいつも深められておられる信仰深い方でありました。今思えばマザーテレサとツインソウルになる可能性のあったお方であったように思います。

フランシスコから観れば、そのお方こそ裏法皇として神が導かれておられた方であり、フランシスコ・ガブリエルのフランシスコは、その長老司祭が、そして日本皇室との親交の深い某ロイヤルファミリーがガブリエルと命名された洗礼名でした。しかし残念ながら長老司祭は数年前に病で他界されてしまうのです。

次に続く

感謝合掌

2011年9月2日金曜日

イエスから観た3人の女性たち-4

イエス30歳から33歳までの公生涯3年期間にイエスは多くのメッセージを語りましたが、その本質を最も多く受け止めていたのはマグダラのマリアではないかと思うのです。それではイエスと共にこの期間を歩んだマグダラのマリアの課題とは何だったのでしょうか。

結論から申せば、イエスの後継者的な存在であったマグダラのマリアは、イエスの愛のメッセージを数多く受ける中で、「人類は誰もが神の子として創造されている。」ことを真に理解すべきでした。確かにイエスは救い主メシアではあるのですが、ヤハウェの愛と許しの保護圏の中で誰もが「神の子」となる福音を、マグダラのマリアは多くの人々に伝えるべき使命者であったと思うのです。それはイエスご自身も望んでいたはずではなかったかと思うのです。

イエスから2000年の時代が去り、神の計画(経綸)は再び似た時代を迎えているのですが、キリスト教やユダヤ教を初めとする父系イスラエル民族の歴史的な課題を背負った者たちは、残念ながら同じような失敗を繰り返しているのです。これは真に残念なことであります。しかし、この度、父系イスラエル民族に代わり、母系ヒッタイト民族を柱とした神の経綸を担う女性たちが辛うじてそれらの課題を自らの課題として乗り越えて行くことで、父系イスラエル民族の歴史的な失敗を償い、救いの道を開いて行く救いと希望の時代を迎えることになるのです。

人類は、誰もが守護神の保護圏にある神の子として創造されているのであり、また神々は高度な宇宙生命体であることを理解することで観念的な領域にある宗教の壁を乗り越えて、イエスの十字架の救いを超えて行く恵みに満ちた時代を迎えているのです。

3人の女性たちの課題を克服することは、神の計画に関わる女性たち誰もが乗り越えて行くべき共通課題であり、また父系社会解放の大きな条件となるのであり、神々が直接に臨む新しい宇宙経綸の必須条件となるのです。


感謝合掌

2011年9月1日木曜日

イエスから観た3人の女性たち-3

それでは、マグダラのマリアとはどんな女性だったのでしょうか。

今まで、キリスト教では、貫通罪により石打の刑に処せられるところをイエスに助けられた女性がマグダラのマリアであるということになっています。しかしこの女性がマグダラのマリアであるとは聖書のどこにも記載されてはいないのです。長いこと彼女は「娼婦」であると解釈されてきたのですが、それは誤りであることをバチカンも1969年に認めています。


聖書では、マグダラのマリアは、イエスに「七つの悪霊を追い出された」ことでイエスの弟子となり、十字架後のイエスの霊的復活を最初に目撃した人と伝えられています。

結論から申しますと、マグダラのマリアは、イエスの心情を理解できる良き弟子であり、またそれ以上に良きパートナーとしての後継者的存在であるのです。聖書外典には、それらの証拠となる記述が多数記載されています。

イエスが処刑される時、男性の弟子たちは全てイエスのもとから去って行きましたが、母マリアとマグダラのマリアは、イエスを見守るようにイエスの傍に居りました。男性の弟子たちから見れば、マグダラのマリアは、当時の男尊女卑的時代には生意気で受け入れられ難い存在であり、聖書外典には、一番弟子と云われるペテロがマグダラのマリアを拒否する発言が多く記載されているのです。ですからペテロを初代教皇とするバチカンには、マグダラのマリアに対する誤解が根底にあっても不思議ではないのです。

このようにしてマグダラのマリアに対する理解は殆ど封印されて来た2000年の歴史があるのです。それではマグダラのマリアの役割は本来どのようなことだったのでしょうか。

本来は、イエスの実父ザカリアの妻エリザベツとイエスの母マリアが一体連携した土台の上で、イエスと共に居たマグダラのマリアは、イエスが語る神の計画をエリザベツとマリアにいつも伝えるべき役割があったのですね。エリザベツとマリアはその神意を受けて、当時、複数に分かれていたユダヤ教徒や神官を神の計画に導いて行く役割があったのです。しかし、肝心なエリザベツはマリアとイエスを受け入れることが出来ず、当初からマグダラのマリアはその役割に立つことが出来なかったのですね。

イエスは、エリザベツとマリアがなすべきであったこれらの使命が失敗することで、それまでの預言者エリアの復活体である洗礼ヨハネとザカリアに従う全ての基盤を失う事になるのです。結局イエスは、何ら土台の無い神から遠い異邦人を集めて最後の公生涯3年期間を歩むことになるのです。これらの隠された事情については、残念ながらキリスト教の世界では言及されてはおりません。

 
エリザベツとマリアの失敗により、イエスは、神から最も遠い異邦人を従えながら自ら十字架の道を行かざるを得ない(人類の罪への責任を自らの責任として背負う)、血と汗と涙の茨の道を歩まざるを得なくなるのですね。これらの事情を知っていたのがマグダラのマリアであり、イエスの唯一の慰めの存在であったのです。

・・・続く

感謝合掌